学長メッセージ
パンデミック終息後の世界
COVIDー19こと、新型コロナウィルスの脅威が続いています。
人々は自身や家族の健康の問題に加え、先が見えない自粛要請に、肉体的にも、精神的にも不安とストレスを増大させている状態です。
今後、この事態が長期化すればするほど、その被害は計り知れないものとなっていくことでしょう。
今後、このパンデミックはいつまで続くのでしょうか。
今後、世界の経済はどうなってしまうのでしょうか。
今後、私たちの将来や生活はどうなってしまうのでしょうか。
誰にも正確な予測は出来ませんが、一つだけ確かなことがあります。
それは、
「コロナ騒動が終息しても、世界は以前の状態に戻ることはない」ということ。
不安定な世界に生きる
覚悟と準備
コロナパンデミック終息後は、生き方、働き方、考え方の全てが変化することでしょう。
いいえ、私たちは変化しなければならないのです。
なぜなら、今回のパンデミックの真の問題は、「新型コロナウィルス=敵だから、ウィルスを撃退すればいい」という単純な問題ではないからです。
人類の身勝手さと、あくなき欲望とあまりに急激な社会の変化が、地球上の緑を破壊し、自然界の生き物たちを迫害し、人間同士の争いや確執を引き起こし、ついには人間自身の生活を脅かす展開となった一つの例、それが今回の新型コロナウィルスだからです。
例え今回のパンデミックが終息したとしても、いずれまた新たなウィルス感染やその他の問題が起こって、混乱が起こる可能性が大いにあります。
今は1日も早く、新型コロナウィルスの感染拡大と混乱が終息することを願うばかりですが、同時に私たちは、パンデミック終息後の社会の変容を踏まえて、今から自身の在り方、生き方、働き方を見つめ直す必要があるのです。
どうでしょうか。
あなたには、その必要性が見えていますでしょうか。
あなたには、その覚悟がありますでしょうか。
そしてあなたには、その準備がありますでしょうか。
「仏教」という可能性
実は、今回の新型コロナのパンデミックが起きるずっと以前から、私たちの人生は不安定なものでした。
私たちの生活、仕事、家族や恋人、そして命すら、何一つ永遠に続くものはありません。それがいつ、どのように壊れ、消えてしまうのかは、誰にも分かりません。
それにもかかわらず私たちは、
「きっと明日も、今日の延長で続くだろう」
という、楽観的、希望的観測をして生きています。
それに対して、世の中を、「あらゆる事象が、死滅に向かって時事刻々としつつある(諸行無常)」と観察した上で、不安定な人生をどう生きるのか。
今から2600年前のインドに、その答えを明確に示した人物がいました。
それがお釈迦さまです。
お釈迦さまは、この世を動かしている唯一絶対の存在である梵(ブラーフマン)と我(アートマン)の関係を説くバラモン教と、その教えと、カースト制度という強烈な身分差別に異を唱え、当時のインド社会に革命をもたらした人です。
お釈迦さまは、神によって定められた「選択肢の無い人生」を否定し、自らの努力によって「選択する人生」を説かれました。
お釈迦さまは、不安定で苦悩の連続した世の中にあって、何をどう見れば安心が得られるのか。どこに、どう拠り所を求めればよいか、という具体的かつ普遍的な教えを説かれたのです。
それが仏教です。
分かったようで
分からない仏教
しかしながら、仏教はお釈迦さま亡き後、時を経るに従って、また、距離を隔てて伝播するに従って、弟子たちの理解や考え方の相違、時代の変化、伝承先各地の風土、環境、土着の宗教や文化などに影響を受けながら分裂と変容を繰り返していきました。
インドからチベットに伝わった仏教。インドから中国、韓国、日本へと伝わった北伝仏教。インドからスリランカ、ミャンマー、タイ、ラオスなどに伝わった南伝仏教。日本の中でも、仏教は細かく枝分かれして宗派となり、宗派の中でもさらに分派したものも登場しました。
そして仏教は、それぞれの立場から時として全く違った教えとして説明され、僧侶ですら「仏教」に混乱しているのです。
仏教を学ぼうと勉強すればするほど、「分かったようで分からない」状態に陥ってしまう人が少なくありません。
なぜ「佛心僧学院」なのか
それでも今、世界で多くの人たちが仏教に可能性を感じています。
そこに何かがあると直感し、「不安定な世界をどう生きればよいのか」という問いへの答えを、仏教に求めています。
佛心僧学院は、
一、初めて仏教に触れる人
一、これまで仏教を学んだけれど「分かったようでわからない」人
のどちらにも「仏教」が学べるように配慮されています。
佛心僧学院は、これまであったどのような「仏教」講座とも違います。
なぜならこの学院の目的は、「仏教を学ぶこと」ではなく、
「不安定な世の中をどう生きればよいのか」
という問いへの答えを自ら導き出すことが目的だからです。
学習が進むに従って、
「自分はなぜ生きるのか」
「どう生きればよいのか」
という問いへの答えが自ずと見えるように設計されています。
「仏教」は机上の空論ではありません。知識ではなく、実践です。
不安定で苦悩の連続する人生を、どう生きるのか。
その理論と実践が、佛心僧学院なのです。
佛心僧学院 学長 大愚元勝
佛心僧学院とは?
混迷の時代に人生を切り開く3要素
混迷の時代にあって、自らの道しるべとなる灯明を灯すには、次の3つの要素が重要です。



佛心僧学院とは?
佛心僧学院の6つの特徴

仏教初心者OK、参加者の宗教宗派は問いません
今まであまり仏教を学んでこなかった方、はじめて仏教に触れる方でも安心して参加していただけます。 勧誘や寄付などを強要することは一切ありません。

いつでも、どこでも、オンライン学習
佛心僧学院は、場所や時間を問わず、オンラインで仏教を学ぶことができます。スマホやタブレット、パソコンなどお手持ちの端末からいつでもアクセスできます。

全25回+aの、充実カリキュラム
半年間にわたる全25回の講義は、特定の宗派の教えにかたよるものではなく、お釈迦さまの時代の仏教の原点に戻り、現代にどのように仏教を活かしていくかまでを網羅しています。

歴史ある寺院での、実地研修
540年の歴史と伝統を持つ寺院の本堂をお借りし、その厳粛な雰囲気、環境の中で、オンライン講座ではできない、坐禅や、写経など、身体的な学びを体感することができます。

学長/講師は、大愚元勝和尚
フォロワー22万を超えるYoutube番組「大愚和尚の一問一答」が話題。わかりやすい仏教講話に定評がある、福厳寺第31代目住職、大愚元勝氏が学長ならびに講義を担当します。

新時代の僧侶を育成する、僧籍取得制度
佛心宗では、佛心僧学院の全過程を修了した方を対象に、僧侶としての資格を取得できる制度を設けています。論文提出、得度式を経て、僧籍証書が発行されます。
佛心僧学院とは?
知恵の源泉4つの分野

歴史佛心学
地球が誕生したのが45億年前、ヒトの祖先が誕生したのが600万年前、仏教が誕生したのは2600年前。ある出来事が起きるには、それが起きるきっかけとなった出来事が必ずあります。歴史佛心学では、どのように仏教が誕生し、広まり、分裂して枝分かれし、今日に至っているのか、という仏教の歴史はもちろん、宇宙や人類の歴史、そしてあなた自身の歴史をも辿りながら、「因果」の真理を学びます。

経典佛心学
仏教には8万4千と呼ばれるほどの膨大な経典があります。経典佛心学では先ず、経典がどのように誕生し、そしてどのように変容し、現在に至っているのかという歴史背景を学びます。次に、どのような種類の経典があり、どのような内容になっているのかを学びます。また実地研修では、経典の読経の仕方、作法など具体的な方を学びます。

体系佛心学
体系佛心学では、2600年前にお釈迦さまがブッダ(知恵に目覚めた者)となり、弟子たちに説いたその教えの核心に迫ります。「覚(さと)り」とは何か、そして、なぜ「覚り」を得ることができると、苦しみを手放すことができるのか。これまで「よく分からなかった仏教」の本質を学びます。

実践佛心学
歴史佛心学、経典佛心学、体系佛心学は、知識を得ることによって客観的に仏教という現象を観察する行為です。けれども、本来の仏教は、学習するものではなく、実践するものです。「苦の根本原因を知って、苦を手放す技法」「善きことを行い、悪しきことをさけ、心を清らかに保つ」そのための具体的な方法を学び、実践していきます。
佛心僧学院での半年間の流れ
毎週配信されるオンライン講義を受講
2020年7月1日から、毎週水曜日の19時に、講義動画が配信されます。全25回の講義動画を視聴し、課題を提出します。すべての講義を受講された方へ修了証を発行します。
2ヶ月に1回の実地研修に参加
愛知県小牧市の禅寺、大叢山福厳寺にて、2ヶ月に1回、実地研修が行われます。内容は、坐禅や、写経をはじめ、身体作法や、大愚和尚から直接講義を受けることができます。
福厳寺の年中行事に受講生として特別参加
佛心僧学院受講生は「あきば大祭」をはじめとする福厳寺の年中行事に特別参加することができます。
僧侶/講師の資格を取得
佛心僧学院の半年間のカリキュラムを修了した方は、論文提出、得度式を経て、佛心宗僧侶として僧籍を取得することができます。
修了後に取得できる資格
佛心僧学院では、半年間の講座終了後に、以下の資格を取得することができます。
僧籍の取得
講師資格の取得

実地研修について
実地研修は2ヶ月に1回、愛知県小牧市の禅寺「福厳寺」にて行われます。
第1回を8月1日(土)13時〜17時/第2回を10月3日(土)13時〜17時
で予定しております。
詳細は、申し込み後に改めてご案内いたします。

坐禅
独自の呼吸法、瞑想法により、目的を達成するためのより実践的な坐禅、集中の技法を学ぶことができます。

写仏/写経
自然に囲まれた、540年の歴史ある寺院の厳粛な雰囲気の中、自分を見つめ、自分と向き合う修行を体験することができます。

学長講義
動画で伝えきれない、禅僧の身体作法など、学長の大愚和尚による頭と体を使った講義をライブで受講することができます。
受講生の声




よくある質問 Q&A
佛心僧学院に寄せられるよくある質問をQ&A形式でご案内します。
はい。心配はいりません。
できるだけ難しい専門用語は使用せずに、どなたでも仏教を学んでいただけるよう配慮しておりますので、むしろこれから仏教を学ぶ方にこそオススメします。
基本的には、自宅でオンライン学習を行います。
毎週配信される動画を視聴し、インターネットを通じて課題を提出していただきます。最低限のインターネット環境、パソコンなどを用意していただけるとスムーズに学習することができます。
動画を視聴するだけであれば、スマホや、タブレットでも、問題はありません。
しかし課題をこなす上で文章を打つ機会が増えますので、必須ではありませんが、できればパソコンは1台用意していただくことをオススメします。
課題の提出は強制ではありません。
課題はご自身のペースで提出してください。毎週講義が配信されますが、2週分まとめて視聴して、課題を行っていただいても結構です。それぞれの生活スタイルに合わせて、学びを深めてください。
はい。問題なく取り組んでいただけます。
オンライン学習ですので、それぞれの生活にあわせて、空き時間で勉強していただくことができます。
実地研修の参加は自由です。
できるだけ参加していただくことをオススメしますが、遠方の方や、体調がすぐれない場合など、ご自宅でも実地研修に参加していただけるよう、希望者にはライブ配信(後日動画配信)を行う予定です。
※研修会場までの交通費は各自のご負担となりますので、ご了承ください。
はい、可能です。
佛心僧学院の課程を修了し、論文提出、得度式を経て、佛心宗の僧侶(お坊さん)としての資格認定を得ることができます。
もちろん、大丈夫です。
お坊さんになる、ならない、に限らず、これからの新しい時代に仏教の教えを活かし、より生きやすく、充実した人生を送ることができるはずです。もちろん、普段の生活や、仕事に活かせる学びも多くありますので、ご興味のある方はどなたでも参加してください。
勧誘や強制寄付などをふくめ、すべてにおいて、強制強要することは一切ありません。
ご自身で判断し、ご自身で決断する、主体性を重んじます。その上で、宗教、宗派を問わず、どなたでも、佛心僧学院で学んでいただくことができます。
はい。福厳寺佛心会会員は特別に入学金50,000円を免除いたします。
佛心僧学院の申し込みの直前に、入会された方にも適応されます。福厳寺佛心会の詳細、入会はコチラからお願いします。
講師・学長プロフィール
大愚 元勝
(たいぐ げんしょう)

愛知県小牧市に540年の歴史を誇る禅寺、福厳寺の弟子として育つ。3歳で経を習い5歳で葬儀デビュー、10歳で僧籍を取得するも、厳しい師匠や堅苦しいしきたり、「お寺の子」と噂される重圧に反発して寺を飛び出す。
32歳で起業。慈悲心を具現化したいと、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せる。社員教育は人間教育であることを実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。 事業を後進に引き継ぎ、インドから日本に到るまでの仏教伝道ルートをはじめとする世界23カ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。
平成27年に福厳寺31代住職に就任。令和元年には、仏教の本質に立ち返って「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。
現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、インターネットを通じて「仏教の本質と実生活への応用」を学ぶことができる佛心僧学院(5月配信予定)、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。
今後は、人口減少、少子高齢化によって消滅しつつある地方寺院の復興モデルとして、「テンプルステイ」や「寺町構想」を計画。「人づくリ、生きがいづくり、町づくり」をテーマに、「心も生活も豊かな、小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には、国内外の経営者から関心が集まっている。 また、過食、拒食、リストカットを繰り返す少女の母親からの相談をきっかけに始めた、動画配信サービスYouTubeでのお悩み相談番組、『大愚和尚の一問一答』は、22万登録を超え、その数は月7000ペースで増え続けている。
著書紹介

「苦しみの手放し方」ダイヤモンド社(2020/2/20)
講演・研修実績
三菱UFJ銀行/(株)ダイキエンジニアリング/(株)孝建/小牧市立桃陵中学校/北海道富良野市 立富良野小学校/ハイブリッドマム(株)
メディア掲載
ダイヤモンドオンライン/News Picks/デイリースポーツonline/ORICON NEWS/AERA(雑誌)/夕刊フジ/EX大衆
出演
ソレダメ!(テレビ東京)/くにまるジャパン(文化放送)/Blue Ocean(TOKYO FM)/STEP ONE(J-WAVE)/WADA CAFE(FM FUJI)
申し込みから 受講開始までの流れ
【1】佛心僧学院に申し込む(6月24日締切)
HPの内容を読み、不明な点があれば、下記の問い合わせフォームからお問い合わせください。
【2】案内に従って受講の準備を進める
申し込み後に送られてくる案内に従って、パソコンやネット環境を整えてください。
【3】7月1日より配信スタート
いよいよ半年間の佛心僧学院の開講です。講毎週配信される、講義動画を視聴し、課題を提出してください。
お申し込みは
以下の2種類のコースから
お選びください

※「佛心会入会」希望者は、こちらのページから入会後「会員コース」をお申し込みください。
分割払いについて
分割でのお支払いを希望される場合は、HP下部にある、問い合わせフォームよりその旨お伝えください。
分割支払い専用の窓口をご案内します。
実地研修先 寺院 紹介
佛心宗 大叢山 福厳寺
(ぶっしんしゅう だいそうざん ふくごんじ)
〒485-0802 愛知県小牧市大草5229番地
愛知県小牧市の東部に広がる緑豊かな丘陵地に位置し、四季折々の自然に恵まれた東海地区屈指の名刹「佛心宗 大叢山 福厳寺」。日本では数少ない会員制度を導入し近代的な寺院運営をしているお寺です。
私たちの心を癒しゆとりと安らぎを与えるとともに、宗派の枠を超えて仏教本来の教えである「生きていくための知恵」について語り合える寺院です。

特定商取引法に基づく表記

販売元:佛心宗
運営統括責任者:廣瀬 知哲
所在地:愛知県小牧市大草5229番地
電話番号:0568-79-2183
メールアドレス: contact@fukugonji.com
お支払い方法:クレジットカード・銀行振込
商品引渡し時期:決済後、7月1日よりメールにて、講義動画の配信を開始致します。
実地研修に関しては、近くなりましたらその都度連絡します。
返金に関して:決済完了後は、デジタルコンテンツの性質上、原則として購入者の都合によるキャンセルその他返金に応じられませんので、あらかじめご了承ください。
著作権について:このサイト及び、佛心僧学院での活動で提供される全ての情報は、著作権、商標権、その他の知的財産権により保護されています。このホームページまたはコンテンツ、画像等すべてを、著作権者に無断で使用、複製送信、頒布、改変、翻訳、デザインの模倣等利用することは著作権法違反となります。
表現、及び商品に関する注意書き:本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
個人情報の取り扱いについて:取得した個人情報は許可なく第三者に開示致しません。
プライバシーポリシー
© 2020 BUSSHINSOU GAKUIN All Rights Reserved.